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講演抄録のオンラインにおける図表登録について第31回 日本歯科技工学会学術大会
演題の申込がすべてオンラインでの受付けとなっている.この受付けは,各項目をオンライン上で記入をしていくが,講演抄録に関しては,データファイルをそのまま登録する形になっていない.従来の提出方法は,ワードプロセッサーで文章にグラフや図,表などを挿入して作成し,プリントアウトしたものを郵送するかあるいは,保存したデータをメールにより添付ファイルとして送信し,手続きを行っていた.しかし,このオンラインの手続きは,抄録の文章とグラフや図,表を別々に登録する必要がある.文章に関しては,文字数や使用できない文字などの制限が多少あるが,登録方法としては,コピー&ペーストで登録でき,簡単であるので,ここでは,グラフや図,表を登録する方法について報告する.
演題申込の方法は,先ず第31回日本歯科技工学会のホームページにアクセスし,演題募集をクリックする(図1). ここは日本歯科技工学会第31回学術大会「学術大会講演集」原稿投稿 (UMINサイト)と読替えてください. 【図1】
次に演題登録ページに移るので,必要事項を打ち込んでいく(図2). 【図2】
ページ中ごろに,図表の有無を問うチェック欄がある(図3).図表のある場合はありに,ない場合はなしにチェックをいれ,残りの必要事項を打ち込んでいく. 【図3】
ページ終わりに,図表ファイルのアップロード用のボタンがあるので,これを押す(図4). 【図4】
次に,図表ファイルのアップロードを行う登録画面のページに移るので,ここで,図表ファイルを参照ボタンで,ファイルを検索し,ファイルを決定した後,アップロード開始を押し登録を行う(図5). 【図5】
このファイルの登録で注意しておきたいのは,アップロードが画像形式のデータで,JPEGかGIFの拡張子のみの登録であること.表計算ソフトで作成したグラフや表のデータを,画像形式に変換しなければ,アップロードできないことである.そこで,グラフや図,表を,画像データとして保存する方法について,Windowsの既存ソフトを使用した方法とプレゼンテーションソフトを使用した方法について述べる. 先ず,Windowsの既存ソフトを使用した方法について述べる.使用するソフトは,Windowsの既存ソフトであるペイントを使用する.表計算ソフトを用いてグラフや表を作成する(図6). 【図6】
そして,それを画像として取り込む場合は,どのパソコンにもあるプリントスクリーンという機能を使う.プリントスクリーンは,モニタ上のものを画像として残す場合に使用する機能である.グラフや表を作成した状態で「Prt Sc」キーを押す.このキーはプリントスクリーンといい,キーボード上の右上にあり,「Prt Sc」と表記されている.また,「Prt Sc」の下に「Sys Rq」と書いてあるものもある(図7). 【図7】
次に,ペイントを起動する.ペイントはWindowsの既存ソフトで,すべてのプログラムの中のアクセサリにあるソフトである.そして,ツールバーのなかの編集にある貼り付けを行うと,先ほどの画面がペイント上に現れる.必要な部分を切取り,新たにペイントを起動し,そこに貼り付ける(図8). 【図8】
そして,その画像をJPEGあるいはGIFの拡張子で任意のフォルダに保存する.あるいは,ペイントを使わない別の方法として,一度,ペイントで貼り付けた画像を任意のフォルダに保存し,画像編集用ソフトなどを使用して編集するなどもある(図9). 【図9】
次にプレゼンテーションソフトを使用した方法について述べる.プレゼンテーション用ソフトは,Microsoft Office PowerPointを使用する.PowerPointは,一般的に幅広く用いられているプレゼンテーション用ソフトであることから,このソフトを使用し,画像への変換方法について説明する. 初めに,PowerPointを起動する.最初はこの画面の状態で起動する(図10). 【図10】
先ず,スライドのレイアウトを設定する.ツールバーの〔書式(O)〕→〔スライドのレイアウト(L)〕の順に押すと,右側にスライドレイアウトのウインドウが現れる(図11). 【図11】
その中の,コンテンツのレイアウトの赤丸を選ぶことによりこの画面になる(図12). 【図12】
そして,Excelで作成したグラフを表示させ(図13) 【図13】
グラフの外枠のところで右クリックし,コピー(C)を左クリックして選ぶ(図14).
【図14】
もう一度,パワーポイントの画面に戻し(図15) 【図15】
レイアウト枠の中で右クリックをする.そして,貼り付け(P)を選び,左クリックする(図16). 【図16】
貼り付けたグラフを右クリックし,図として保存(S)を選び,左クリックする(図17). 【図17】
どこに保存するか保存先の画面が出てくるので,任意の保存先を選び,任意のファイル名を付ける.例では図1としてある(図18). 【図18】
注意としては,保存の際,ファイルの種類を表す拡張子が,拡張Windowsメタファイル(*emf)になっているので,JPEGファイル交換形式(*jpg)に選択し,保存する(図19). 【図19】
保存先にjpgのファイルが確認できれば,そのファイルは保存されていることになる(図20). 【図20】
これら制作したグラフや図,表の画像を,参照ボタンにより検索し,登録を行い,そのファイルで問題ないか確認をし,アップロード開始ボタンを押す(図21). 【図21】
正常に登録が完了すれば,アップロードが完了となり,確認画面により確認を行う(図22). 【図22】
以上のような作業によって,グラフや図,表を画像としてオンラインで登録が可能となる.よって,ワードプロセッサー等で作成,保存したデータは,そのままでは登録できないので,注意していただきたい.
登録手順の画面(図)は第4回国際歯科技工学術大会と同じものを使っています。手順はまったく同じですので、手順に沿って進めてください。 |